子どもがえらぶ わたしの本棚

みなさん、こんな会話を耳にしたことありませんか?

子どもがえらぶ わたしの本棚

ある書店のイベントで、母親が「今日は絵本一冊買っていいわよ」。子どもが「学校でみて好きだからこの絵本買って欲しい」。すると母親が「学校にあるんだったら、買うことないでしょう。他の絵本にしなさい」。
こんな親子の会話がありました。後日、他の書店でこの話をすると、「毎日のようにありますよ」とのこと。なにか引っかかりシックリしない気持ちになりました。
また、図書館でも同じようなやり取りがよくあるそうで、司書の方も「そんなに好きなら買ってあげればいいのに」と思うそうです。「口には出せないのが残念だ」とのこと。
「年間、すごい数の子どもたちの“好き”という気持ちが大事にされていないんだ」と思いました。シックリしなかった訳です。
大人が子どもや孫にどんな絵本がいいだろうと迷うことはよくあります。そのときは今までとは反対に、子どもが園や学校、図書館で気に入った絵本は買ってあげる。すると子どもたちの多くはよろこぶでしょう。よろこべば絵本好き、本好きになる可能性は高まると思います。子どもは大人と違い、好きになった絵本は何度読んでもらっても飽きません。
「図書館で二度三度借りた絵本は買ってあげて身近においてほしい」、「なにしろ好きなんですから、大人は子どもの好き、おもしろい、楽しいに寄り添って欲しい」。ある図書館の館長の声です。
子どもの好き楽しいを第一に考えれば、子どもだけでなく大人もスッキリした気持ちになれます。
自信がつくのですから、なによりも大切な子どもの自己肯定感にも影響がでるでしょう。
そんな思いで、この『子どもがえらぶ わたしの本棚』というポスターを作りました。
ぜひ掲示・配布ください。

家にあるその絵本は「わたしの絵本」です。その絵本が入っている棚が「わたしの本棚」。この本棚は、「こころのアルバム」でもあります。

お知らせ

全国の図書館にポスターとフライヤーを送りました
まず子どもがよろこぶ、うれしい、たのしいを
「わたしの本棚の会」を設立しました
わたしの本棚の会 会員
亜紀書房・絵本館・化学同人・かもがわ出版・カンゼン・クレヨンハウス・好学社・子どもの未来社・出版ワークス・すばる舎・太郎次郎社エディタス・東京美術・のら書店・パイ インターナショナル・ひさかたチャイルド・光村図書・ラボ教育センター・ロクリン社(五十音順)

わたしの本棚の会 事務局

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